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ジムトレーニング(フィットネスクラブ)

●ケーススタディ:脳出血の方のリハビリトレーニング

【発病から当ジムに来るまでの経過】
下関在住の49歳男性の方
2004.8月に脳出血を患い三ヵ月半入院していました。左半身麻痺でリハビリ開始時は座位もできなかった。その間、病院でのリハビリを実施。日常生活の中でリハビリしようと、12月に職場復帰。整骨院で鍼、スポーツマッサージを受けながら自分なりのリハビリをしていた。しかしながら一定の効果はあがったがそれからどうやってリハビリしてよいか方法がわからず当ジムに相談がありました。2005.7月に面談し現在の状態を確認しました。左上肢は上腕の筋力ダウン、握力10k程度、指は緊張が残りがあまり開かない。肘からしたは常に内側に曲がった状態で緊張している。脚は大腿四等筋の低下と足首の筋力低下による歩行不自由。あわせてコア筋力低下によるバランス力も低下している。装具着用は歩行時に不安がある為、左足首の固定具をしておりました。本人からの要望で五ヶ月位でまず様子を見たいとの事。以上の状態を口答ならびに動作の確認をしてから、リハビリトレーニングのメニューを作成しリハビリを開始しました。

【リハビリ二ヶ月間の内容】
腹筋、背筋、レッグエクステンション・カールなど大きな筋肉はもとより上腕筋、ひらめ筋まで細部に渡り少ない回数で体を少しずつなじませトレーニングの最後にストレッチで、ちぢんだ筋肉、腱を少しずつ伸ばしていきました。当然チューブでのインナーマッスルの強化も実施。指先への指示伝達の回復については鏡に向かっての指一本一本の動作を順番に変化をつけて行いました。又、握力の回復には柔らかいボウルを指先に意識をもたせ包み込むように何回も握る動作をしました。ジムでのトレーニング中は一切装具をつけずに恐怖心を早い時期に取り除くようにしました。トレッドミルでの歩行については速度を三キロで実施。バイクについては最初の一ヶ月は左足首の筋力が上がっていないため踵がペダルの軸にひっかかり、こげませんでした。

【リハビリ三ヶ月〜四ヶ月間の内容】
補助が必要だった腹筋等のトレーニングもほぼ不要となり自立して自分でメニューをこなしていくようになりました。上腕筋も太くなったと同時に握力・手首の筋力もアップしたためフリーウエイトの負荷も増していきました。歩行スピードは3.5〜4キロのスピードで実施。レッグエクステンションの負荷を増したことにより大腿筋と足首の筋力が強化され、バイクのトレーニングが可能になりました。

【リハビリ五ヶ月〜内容】
上腕に緊張感が残るので電気治療併用した。肘から下の緊張感が無くなり直立の時も左腕はまっすぐになっている。地元の宮地嶽神社の階段100段を手すりなしにあることができました。
 



【筋力トレーニングとメンタル面】
現在週二回のリハビリトレーニングをジムで実施しておりますが、自宅にでもジムで実施したトレーニング内容の一部を必ず実施しています。何とか早期に回復しようと、発病前の状態を思い出しながら意識して一生懸命にトレーニングしています。病院だけでしか対応できないとかやり方がわからないという理由だけで回復をあきらめるのではなく情報を沢山とって行動すればいっしょに頑張ってくれるトレーナーはいるはずです。自分と相性の会うトレーナーとの出会いって大切ですよ。
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